MODS — モジュラオプティカル画像挿入効果

CM33の設計段階で、光学的なストップ面に特殊な光学要素を設置することにより多彩な画像効果が得られることを見出し、採用しました。ストップ面は、光学系の中央に位置し、すべての光が混ざり合う場所として、アイリス絞りが設置されるべき位置です。そして、通常は、絞りによりこの部分は占有されてしまうため、どんな光要素も加えることが不可能です。更には、レンズ中央のガラスの厚みによる画質の低下を避けることを考慮し、設計しなければなりません。たとえば、アポダイザーと呼ばれる特殊なグラデーションフィルターは、絞り位置で美しくクリーミーなボケを与えます。しかし、この効果を手に入れるには、このフィルターがあらかじめ組み込まれた設計の高価で専用のレンズを買うほかありません。さらに悪いことに、このフィルターによりレンズの明るさは永久に減らしてしまいます。

そこで、私たちはModsを導入しています。Modsは、CM33に挿入して使用する特殊な光学要素です。それはストップ面にあって、あなたの写真を劇的にモデファイします。私たちは初めから、このModsの挿入時を前提に、画質に影響がないようにCM33を設計しました。(現在特許申請中)

例えば、我々は幻想的なソフトフォーカス効果を提供するソフトフォーカスModを開発しました。通常は、このようなソフトフォーカス効果は、有名なMinolta Varisoftのような特別なレンズを必要とするものです。今日では、様々な種類のソフトフォーカス・フィルターを入手可能ですが、これらはコントロールされていないモヤをイメージ全体に渡ってかけてしまう傾向があります。SF Mod(CM33の光学的ストップ面に取り付けるものです)に実装した我々独自の多層設計のディフューザーは、鮮明なディティールは保ちながら、明るさと色が強い部分の周りにはしっかりとコントロールされたハローを生成し、より心地よく便利な効果を生み出します。Modを取り外し、CM33付属のパス長コレクターレンズへ付け替えることで、簡単に通常の撮影に戻ることができます。

私たちは、将来的にもっとたくさんのModsの提供を計画しています。それにより、CM33さあれば、専用レンズを持ち歩かなくても済み、クリエイティブなオプションを拡大し続けることができます。

フォーカスファインダー-ピンポイントマニュアルフォーカス精度

そして、CM33のもう一つの特徴が、“フォーカスファインダー”です。それはスイッチのように使用し、絞りを開放したまま保持して、一時的に焦点深度を浅くすることで、素早い合焦を可能にします。その機能は、ミラーレス一眼カメラのフォーカス補助により更に効果的に働きます。フォーカスファインダースイッチを押している時、フォーカスピーキングハイライトは合焦点のディティールだけを浮かび上がらせ、そして、ズームアシストを使う時は、合焦点以外のディティールはもっとはっきり見えます。
フォーカスファインダースイッチを放すと、絞りはアパーチャーリングの設定値に戻り、シャッターの準備が完了します。

フォーカスファインダースイッチは人間工学に基づいて設計されています。右手の指で操作するため、左手では通常通りフォーカスリングと絞りの操作ができます。また、人によって手の大きさが異なるので、だれにとっても、最も快適な操作感が得られるよう、スイッチパーツが変更できるように、フォーカスファインダーは設計されています。まずは、備え付けられたスイッチの一つを使用してみてください。もし、あなた好みのカスタムが必要である場合、自分で3Dプリントしたスイッチに交換できる作りになっています。

モジュラフィルターリング

CM33をできるだけコンパクトにするために、通常装備されている、フィルターやレンズフード、レンズキャップを装着するリングを排除しました。しかし、これらは多くのカメラマンにとっては非常に重要です。そこで、モジュラフロントリングアダプターのための独自の装着部を設け、サイズか、フロントリングかを、画像の劣化なしに選べるようにしました。標準的なフィルターとキャップを使うために2~3ミリの程度の長さを気にしない方用に、標準的なØ52mmのフィルター用のアダプターを準備しました。
更に、オフアクシスフレア防止のため、コンパクト性よりもレンズフードを必要とする方には、Ø52mmのフィルターと、CM33のフロントガラスを強固に保護するキャップを装着できる、高耐久なアルミニウム製のフードを準備しました。これらを装着しても、一般的なレンズよりも小さい仕上がりになっています。